思想の自由
ネットニュースを見ていると、政治家や有名人の暴言、失言、セクハラなどが結構目につく。バラエティ番組の内容が賛否の的になっているなんて記事も目にする。
もちろん、多様性ある社会、差別のない社会の実現は素晴らしいことだが、同時に人には言論や思想の自由もあり、なかなか難しい議論を呼びつつも、「とりあえず問題ありそうなやつは社会から抹殺しちまえ」的な風潮がはびこる危険もボンヤリ感じる今日この頃だ。
正直言って、俺は頭が悪いんでよく分からない。
昭和の昔は、たいていの男はバリバリの男尊女卑者で、性による役割分担も常識だった。俺の祖父世代なんて、完全にそんな感じで、時代が変わったからってその身に着いた「感覚」まで変えるのは無理ってもんだ。
ただ、表に出さなきゃ良いと思う。表に出さず、心の中だけなら、何を信じ、何を思おうが、それこそ自由だろう。それを言葉にしたり、行動に移さなければ良い。
男のサガ
ちょっと前に有名俳優の性被害報道が物議をかもした。
悲しいことに、どんな男にも多かれ少なかれ、女性に不埒なことをしたいという欲望がある。これは種の保存本能に直結した欲望なので、なかなか抑えるのは難しい。
だからと言って、やはりやって良いことと悪いことがあるし、何とかその一線をギリギリ越えずに生涯を終える男だっている。
ただ、繰り返すが、どんな男にも多かれ少なかれ、女性に不埒なことをしたいという欲望がある。これを抑え、行動に移さないようにするのに有効な手段こそ「妄想」だと、俺は思う。
つまり、頭の中だけで不埒なことをやってみて、頭の中だけで満足してしまえば良い。幸いなことに、世の中にはそういった妄想を助けてくれる、いろいろな映像作品も存在している。
ヒマつぶし
こんなことを思いついたのも、俺がトラックドライバーだからかもしれない。
何せ、トラックドライバーにはとにかく「待ち時間」が多い。あり余っている。いわゆる「荷待ち」というやつだ。
運転中だって、空いている、通い慣れた道なら、ときにはヒマつぶしの気分転換に妄想にふけったりする。
トラックドライバーはただでさえ勤務時間が長い仕事もあるし、しかもその長い勤務時間をたった1人で過ごすが、だからって運転中にスマホ操作なんてできないので、妄想することで想像力を養い、現実逃避し、ときには気に食わない取り引き先の担当者を妄想でぶん殴ったりすればストレス解消にもなって、メリットしかない。
大体、誰かを思いやったり、相手の立場を分かろうともしないのは想像力がないからだから、皆が妄想を楽しめるようになれば想像力を養うことになり、セクハラやパワハラも減って、平和な世の中になるのじゃなかろうか。