人間的成長?
厚生労働省では「働き方改革」を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っているそうです。
これに乗っかり、社員の副業・兼業を認める企業も出てきているとか。つまり、社員が社内の仕事以外に仕事を持てば、社員の視野が広がり、人間的に成長することで、企業の戦力強化につながるので奨励する、みたいな論だったような気がします。
積極的な社員の中には、自分なら今の会社から任せられている仕事以外にも、もっと違う仕事でも活躍できるので、それを試したいと、メラメラ燃えている人もいるようです。それで副業を兼業し、結果的に収入増にもつなげているとかいないとか。
それはあくまでも理想論のような気もします。
実際には、伸び悩む企業の正規の給料だけではやっていけないし、将来も不安だから、少しでも収入源を増やしておきたい、というところではないでしょうか。
疲労の蓄積
それを行政が後押ししているのですから、何だかおへそがお茶でも沸かしそうです。
そもそも社員の生活が満ち足りるようにするのが企業の責任であり、企業がそうなるように持っていくのが行政の責任です。そういう責任を果たせない行政が、国民に「自分のことは自己責任で何とかして」と言っている感じです。
前置きが長くなりましたが、トラックドライバーの副業というと何でしょう。YouTubeとかSNSでいろいろ発信してアフェリエイトで稼ぐのも1つです。
また、トラックドライバーとしての技能を利用する手もあります。Uber Eatsのような配達員は手軽と言えば手軽です。
ただ、副業でまで同じような配送に関わる仕事をすると、疲労が蓄積されていくかもしれません。十分注意しましょう。