ドライバーのための転職情報コラム

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タクシー運転手 体験談

タクシードライバー×マーケティング

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驚いた

私は数年前にタクシードライバーになった転職組だ。それまではいっぱしの経営者だった。つまり、経営していた会社が倒産したので、仕方なくタクシードライバーになった。
タクシードライバーには簡単になれたので、実際に仕事を始めると、いかにタクシードライバーとしてたくさん稼ぐのが難しいかが分かり、驚いた。難関を突破して大企業に就職して、そこで出世していくのは難しいが、就職が簡単なタクシードライバーもその後の苦労は大企業並みのような気がした。
だが、タクシードライバーとしてたくさん稼ぐにはマーケティングが重要だと気がついて、むしろ社長業に近いと思えてきた。

楽しくなった

例えば、ドリルメーカーが自社を発展させるために高品質ドリルの開発に血まなこになる。それではダメなのだ。ドリルメーカーの顧客がメーカーに求めているのはドリルではなく、「穴を空ける技術」だ。ドリルはそのための手段に過ぎない。
ドリルメーカーはドリルに固執せず、いろいろな「穴を空ける技術」の開発に励むべきだ。
タクシードライバーも同じことで、タクシーの利用客がタクシーに何を求めているのかを知らなければいけない。
そうやって考えるとタクシードライバーの仕事が楽しくなり、いろいろ工夫して試したことで成果が出ると、それがやりがいにもなった。
もちろん、売り上げが向上して収入も増えた。言うことはない。

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