誤算
僕は車の運転が好きだったので、好きな車の運転を何時間もできてたくさん稼げる、長距離トラックの仕事に就きました。
トラックドライバーと言えば体力仕事ですが、長距離なら大きくて重い荷を運ぶので、荷積みや荷下ろしは機械を使うはずだから楽に稼げるとも思いました。
ただ、やはり取らぬタヌキの皮算用。実際に長距離トラックの仕事を始めてみると、荷積みや荷下ろしは機械を使うだけではなく、手作業で行うこともあり、それはかなりキツイものでした。
ただ、そういう「キツイ作業付き」の仕事のほうがギャラは良いですし、そうやってたまに体を使うことで健康維持もできているような気もします。トラックドライバーになる前より筋肉も付いてきました。
正解
そういや、世の女性ばかりか男性もダイエットに血まなこになっていると聞きます。ぜい肉を絞りたいならトラックドライバーになれば良いのに。女性も大歓迎ですよ。
実際、長距離トラックの仕事は全国のいろいろなところに行けて楽しいですし、僕は結婚もしていますが、妻は僕が長いこと家を留守にするので「1人の時間が持ててうれしい」と満足気です。
何ごとにもメリットとデメリットがあります。長距離トラックの仕事にも「楽でいいや」と思うところがある一方、「こりゃキツイ！」と思うことがあります。
ただ、そう思って先日、長距離トラックの仕事のメリットとデメリットを書き出してみたら、メリットのほうが多かったので、僕が長距離トラックの仕事を選んだのは正解だったと、改めて納得しました。