4人に1人
交通事故は毎日、世界中のどこかで必ず起きているそうです。死亡事故も毎日必ずあるそうです。
交通事故は被害者、加害者の立場に関わらず、いつでも、誰にでも起こるものです。日本の交通事故の年間死傷者数は約46万人で、どの人も生涯で交通事故の死傷者になる確率は「4人に1人以上」ということになります。
交通事故ゼロ運動は主に自動車のドライバーに対してのものだとも思われがちですが、歩行者も外出するときには常に注意する必要があります。「そんなの面倒くさい」と思ってもダメです。自動車の普及によって、人間はそういう社会を創り出してしまったのですから。
自動車を運転しないから関係ないと思ってもダメです。交通事故は自動車だけではなく、自転車でも起こります。自転車と自動車、自転車と自転車、自転車と歩行者で事故が起こります。
交通事故は被害者、加害者の立場に関わらず、いつでも、誰にでも起こるものなのです。
大丈夫な人はいない
ところが、これまで自分も家族も友人知人ら親しい人も誰も交通事故を経験していない人はなぜか「自分は大丈夫」と自信を持っています。
生涯で交通事故の死傷者になる確率は「4人に1人以上」なのですから、これまで自分も家族も友人知人ら親しい人も誰も交通事故を経験していないのは、単なる奇跡的な幸運でしかありません。そして「奇跡的な幸運」なんてものはそんなに長続きするものではありません。
交通事故なんてなくなればいいのです。交通事故は起こしても巻き込まれても時間を取られます。場合によってはお金も使います。
もしかすると健康を損ねます。お金と健康の損失で人生を狂わされてしまう可能性もあります。
最悪、人命に関わります。
交通事故には悲しみしかありません。悲しみなんかない世界をあきらめたくはありません。