貧困化
日本での給与は何年もほとんど上がらず、日本の貧困化が止まらないそうです。
給与とは、つまり人件費ですね。
経営者が何よりも率先して削りたがるのが人件費です。物価が高くなって原材料費を削ったら品質も低下させることになり、それでは信用を落としてしまうから「努力」や「忍耐」で何とかなりそうな労働者に我慢を強いて企業を存続させようという理屈のようです。
政治家が何よりも大事にするのが「選挙で勝つこと」であり、国民の生活が二の次なのと似ていますね。
国民に「欲しがりません、勝つまでは」を強いる戦時中にも似ています。
現実論
そんなわけでトラックドライバーの給与もなかなか上がりません。保育士や介護職員も同様なので、なり手が減っています。トラックドライバーや保育士、介護職員、つまり労働者がいなければその会社は存続できないのに。
会社だけではなく、社会も存続できないというのに。
「人を大事すること」はキレイごとの理想論のように言われたりもしますが、実はとても現実的に必要なことです。ちなみに理想を言うのを批判的に「キレイごと」と言うのは、理想を求める努力をしたくない言い訳にしか聞こえません。
「人を大事にして給与を上げること」は、夫がトラックドライバーの我が家の家庭では、現実的でもあり、切実に必要です!