偏見と根拠
トラックドライバーは「荒くれ者」というイメージを持たれがちです。
また、トラックドライバーになるのにエベレスト級に高い教養や学歴を必要としないこともあって「トラックドライバーは低学歴だからガラが悪い」なんて言い出す人もいます。「低学歴」と「ガラが悪い」を論理的に結びつける根拠があるなら示してほしいものです。実際、高学歴のはずの政治家さんにも「ガラが悪い人」はいるではないですかと、言いたくなるような、ならないような、そんな気がする真夏の昼下がり。
なんて「トラックドライバーは荒くれ者じゃない」という擁護を始めると「実際に街で見掛けたトラックドライバーはガラが悪かった」「マナーを守らないようなヤツだった」と言い始めます。それなら最初からそう言いましょう。「低学歴だから」とかいう、根拠のない偏見は捨てましょう。
ほら、そこにも
さて、実際にトラックドライバーは「ガラが悪い」のでしょうか。
残念ながら、そういうトラックドライバーもいます。しかし、政治家のセンセイに「ガラが悪い」人が少ない(？)のと同様、トラックドライバーにもほんのわずかです。ほとんどのトラックドライバーは物腰柔らかく、ていねいで紳士的です。今や、トラックドライバーもそういう人ではないと務まらない時代なのです。
そうそう、それから「トラックドライバーは頭が悪い」と一方的に決めつける人もいます。そりゃ、ドラックドライバーの中にも頭が悪い人はいるでしょう。しかし、それを言うならどんな職業にも「頭悪いなあ」と思ってしまう人はいます。政治家さんの中にだって…。
第一、頭が悪いからって、それがどうだと言うんでしょうかね。