国の宝
トラック運転手の仕事は荷を運ぶことで物流を担い、人々の生活や経済を支えています。社会貢献度の高い仕事です。
とは言え、実際にトラック運転手として働く人々が「社会に貢献したいから」と思ってトラック運転手になったとは限りません。「楽そうだから」とか「何となく」とか「車の運転が好きだから」とか、人それぞれにいろいろな理由があるでしょう。
ただ、トラック運転手として仕事をすることで、結果的に社会に貢献しているのです。
しかも、トラック運転手が止まれば、恐らく生活や経済も止まってしまうことを考えると、その社会貢献度はエベレスト級に高いと言っていいでしょう。まさしく、国が多額の税金をかけ、国宝級に守るべき存在なのではないでしょうか。
難しい仕事
そんな意義深いトラック運転手の仕事ですが、やることはかなりシンプルです。荷を安全に、時間通りに運ぶことなのですから。
シンプルですが、簡単ではありません。まず、トラックという、普通自動車より運転が難しい車を運転しなければいけません。それもただ運転すればいいというわけではなく、運ぶ荷を傷めないよう、ていねいで慎重に運転しなければいけません。
なおかつ、指定された時間に遅れてはいけないので、ノロノロ運転でもできません。
そして何よりも、交通事故を起こさないよう、徹底した安全運転が求められるのです。それだけ難しい技能が必要な仕事です。
こりゃやはり、国を挙げて保護すべき存在なのではないでしょうか。