慣れるけど
トラックドライバーの仕事は歩合制であることが多く、過酷な仕事をたくさんすればたくさん稼げると言われている。いわゆる「やればやるだけ稼げる仕事」だ。
トラックを運転して荷を運ぶだけの仕事なら、楽でいいやと考える人もいる。ただ「過酷な仕事」と言っているので、楽ではなさそうだ。トラックの運転がそんなに大変なのか?と、たいていは疑問を持たれる。
トラックにもさまざまなタイプがあり、車体が大きくなればなるほど、運転は大変になる。こりゃやはり大変だが、運転はそのうち慣れる。
トラックドライバーの仕事にもさまざまあり、近い距離を走ってその日のうちに終わる仕事より、目的地まで何日かかかる長距離の仕事のほうが大変だし、大変な分、歩合制で入る給与も増す。
そして長距離の乗務もそのうち慣れる。
夜を行く
トラックドライバーの仕事には、けん引免許が必要なトレーラーで危険物を運ぶ仕事もある。この仕事にはけん引免許、危険物取扱者の資格が必要だ。そして危険物を扱うだけに神経も使う。資格を取るのも勉強が大変だし、仕事も神経を使うから大変だ。大変なことがたくさんある。
それだけに給与も良い。
そう言えば、同じく歩合制であることが多いドライバー職のタクシードライバーも、深夜勤務のほうが大変なだけに給与は良くなる。タクシーには深夜料金があり、料金が増すからだ。それに深夜は公共交通機関も止まっていることから、思わぬ長距離のお客さんがいることだってあり得る。
もちろん、本当は布団の中でスヤスヤ眠りたい深夜にタクシーを運転するのは大変だし、しかも長距離を運転しなきゃいけないのも大変だ。
それもそのうち慣れるだろうけど。