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トラックドライバー 体験談

花に嵐のたとえ

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草人間って

先輩のトラックドライバーに言わせると「トラックドライバーがやればやっただけ稼げる仕事だと言われたのも昭和の昔の話で、今は大変な仕事の割りに稼ぎは少ない」なんてことになる。
僕は30代だが、そんな昔のことは知らないので、案外、気楽にトラックドライバーの仕事をしている。稼ぎも年収約400万円で、決して低いとは思わない。
それでも先輩は「昔は給料日にはキャバレーやクラブをはしごして豪勢に遊んだもんだ」と愚痴る。僕はお金があってもキャバレーやクラブで遊びたいと思わないので、どうもピンとこない。
そんなことを先輩に言うと「この草人間が」と嘆く。どうやら「草食系」と言いたいらしい。
そういや、日本にはかつて「高度成長期」なる時代があったらしい。1955年ごろから15年くらいの「イケイケ」の時代のことだとか。
多分、そんな「イケイケ」の時代を体験した人からすれば、先輩の「昔は良かった」体験もまだまだ物足りないだろう。良い時代なんてのは、気がつくと終わっている、そんなものかもしれない。

さよなら

そんな先輩が先日、会社を辞めた。体力的にトラックドライバーを続ける自信がなくなったそうだ。63歳だったから、普通の会社でもそろそろ定年という年齢なので、それも仕方ないだろう。
今後はパート従業員としてスーパーに勤めるそうだ。
僕は先輩とは生まれ育った時代も違うし、価値観も違う。しかし、多分、先輩を30年後ろから追いかけているに違いない。
僕ももっと経験を積み重ねたら、後輩に「昔は良かった」と愚痴っているかもしれない。
確かに、後で愚痴りたくなるくらい、今は充実している。辛いこと、大変なこともあるけど、我が身をよくよく振り返ると、仕事は楽しい
もちろん、過去を振り返って「昔は良かった」と思うのは、決してイケナイことではない。けど、できれば「今が一番」と、ずっと思い続けていたい。少し欲張りかもしれないけど。
せめて、63歳になって「体力に自信がなくなった」と言わないよう、今から健康管理に気をつけたいと思う。

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