イメージ向上
トラック運転手はここのところ人手不足が続いています。
「トラック運転手の仕事は拘束時間が長くて過酷なのに低所得」というイメージがまん延しているせいもあります。
このイメージは正しくもあり、間違ってもいます。つまり、拘束時間が長くて低所得な仕事はトラック運転手だけではありませんし、トラック運転手の中には拘束時間の短い仕事があり、また、拘束時間が長い分、収入が多い仕事もあります。
それ以前に、車の運転で給与を得るため、トラック運転手は肉体労働の分野に入ると考えられ、肉体労働が何やら身分が低いと思われて敬遠されているフシもあります。バカバカしい話です。
トラック運転手を増やすには、子どものころから「トラック運転手は憧れの対象」だというイメージを植え付けるのが一番です。
そこで、トラック運転手を主人公としたスーパー戦隊をつくりましょう。
激しく送る
名付けて「激送戦隊トラレンジャー」。動物のトラと勘違いする子どももいるかもしれませんが、それはそれってことで。
アカトラックからピンクトラックまで、ヒーローはいろいろなタイプのトラックをモチーフとしたデザインにします。敵は安全運転や物流を脅かすような連中が良いでしょう。飲酒運転とかあおり運転とか居眠り運転とか、題材はいろいろあります。
そういや昔、「激走戦隊カーレンジャー」って、ざっくり「車」をモチーフにしたスーパー戦隊がありました。コメディ要素が強くて面白かったそうです。
あっちは「激しく走る」でしたが、こちらは「激しく送る」です。
ちなみに岩手県トラック協会には「輸送戦隊ハコブンジャー」というヒーローがいます。CM動画で「ハコブンジャー体操」なんかも披露していて、素敵です。