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トラックドライバー

辛い仕事、楽な仕事

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血の涙

世の中には成功者がいます。
ビジネスやスポーツで好成績を出し、高収入を得ている人たちです。多くの人が、そんな成功者を「うらやましい」と思います。
結果だけ見ると、確かに「うらやましい」です。しかし、成功をつかむには血の涙を流すような苦労、努力を積み重ねてきたかもしれません。そんな苦労や努力もひっくるめて引き受ける覚悟はありますか?
ただ、苦労や努力ってのは相対的なものであり、しかも主観で決めてしまうものです。つまり、ほとんどすべての人が、自分は苦労して努力してきたと思っています。そのため、少しでも「楽して良い暮らしをしたい」と思っています。
そして、他人は皆、自分より楽で気ままな人生を歩んできていると思ってしまいます。そのため、少しでも自分より「過酷そうな仕事」、自分より「低収入の仕事」をしている人を見下そうとしてしまいます。
これは「血の涙を流すような苦労、努力を避けてきた人たち」のやっかみから生まれる差別意識です。
実際に過酷な経験をしてきた人は、無意味に自分の人生を他人と比較したりしません。無意味だからです。しかし、「血の涙を流すような苦労、努力を避けてきた人たち」は他人の人生との比較でしか、自分を評価できません。何しろ苦労や努力を避けてきたのですから。

自分を受け入れる

ただ、苦労や努力ってのは相対的なものであり、しかも主観で決めてしまうものです。
つまり、意識的に「自分は楽で気ままな人生を送ってきた」と思い込み、そんな人生を受け入れれば、気持ちが楽になります。人生に対しても仕事に対しても余計なプレッシャーを感じず、人生を楽しむことができます。
実際、たいていの人は「血の涙を流すような苦労、努力を避けています」。それで普通です。だから成功者をやっかんだり、過酷な仕事や低収入の仕事を差別するのはやめましょう。
そして「自分は大した人間じゃない」と思えば、他人の思惑も気にならなくなります。そうすれば、あおり運転もなくなります。
「辛い仕事」「楽な仕事」が相対的な感覚でしかないことに気付けば、皆がシンプルに「何がしたいか」で仕事を選ぶようになるでしょう。どんな仕事にもまんべんなく「過酷なこと」もあれば「気楽なこと」もあるのですから。
そんなことに気付けば、広く「過酷な仕事」とイメージされるトラックドライバーという仕事も、なり手が増えるかもしれません。

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