消えたトイぺの謎
新型コロナウィルスの感染拡大は人々の生活、世界の経済にいろいろな影響を及ぼしています。
その中で「トイレットペーパーがなくなる」といったデマは、たたでさえ大変な状況をさらに悪化させる、まさに「要らん」情報でした。こういうことがあると、日ごろは「便利、便利」とその恩恵をありがたく思っているSNSが、とんだ厄介なシロモノに思えてきます。
なんて言うと「でも、実際にスーパーからトイレットペーパーが消えたじゃん。なくなったんじゃん」と反論する人もいるかもしれません。
しかし、トイレットペーパーは十分にたくさんあったのです。ただ、それをスーパーに届けるトラック運転手が足りなかっただけなのです。
こんなときでも
トラック運転手は物流を担い、人々の生活を支える重要な仕事ですが、ここのところ深刻な人手不足が続いています。多くの若者がトラック運転手になりたがらないってこともその一因だったりするのですが、それがこういう結果を招くわけです。
感染拡大を防ぐ、今のところの一番の有効な手立ては、なるべく家にいることです。その分、ネットショッピングの需要が大幅に増えているそうです。
一般市民が自宅にじっとしていても、物流は動きます。「1人で仕事」が基本のトラック運転手は感染リスクも低く、この危機的状況でも大活躍です。
こんなときだからこそ、トラック運転手のありがたさが身に染みます。