ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

情熱のトラック娘

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荒くれ女

私は高校時代、勉強が大嫌いだった。父親も学歴がなく、トラック運転手の仕事をしていた。
それで私もトラック運転手になった。父親は、学歴はなかったが、親分肌のところがあって面倒見がよく、同僚や後輩から慕われ、家にも運転手仲間がしょっちゅう出入りしていた。
幼いころからそんなトラック運転手仲間の世界に慣れ親しんできた私は、それを心地良く思うようになっていた。
勉強だけじゃなく、礼儀も作法もちんぷんかんぷん。一度口火を切ると、相手がどんなヤツでもぶつかっていってしまう、荒くれ女だった。
そんな私が「トラック運転手になりたい」と言うと、父親は反対はしなかったが、いい顔もしなかった。

思い込んだらどこまでも

実際、運送会社に入社すると、父親の反応の意味が分かった。
幼いころからの印象で、トラック運転手たちを「荒っぽいマッチョたち」と勝手に思っていたが、実は地味で紳士的な男たちが多かったのだ。荒くれなだけでは通用しない。それがトラック運転手業界だった。
私も社会人としての常識、マナーを身に着け、遠慮も会釈もできるようになった。
その上、人情には厚い。冷たいお方は大嫌いで、お金や力が無くても情熱はたくさん持ち合わせている。
私もいろいろな仕事にどんとぶつかり、当たって砕けて、ちょっと楽しい情熱娘になっていった。
意見はご無用。思い込んだら恋も急行だ。荷の届け先の会社に好きな人ができ、結婚話も決まった。
トラック運転手になって良かった。

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