面倒な世の中
スーパーやレンタルDVDショップなどで、いわゆるセルフレジを見掛けることが多くなった。
昭和アナログ親父としては、何とも面倒な世の中になったと痛感する。
もちろん、レジ打ちの店員と「温かい人的交流」をしたいわけじゃない。そういうのが好きなのは昭和アナログおばさん、と言ってしまうのは偏見?
仕事で面倒くさい上司や、理屈の多い部下と会社でさんざんやり取りして、家に帰る途中でわびしく立ち寄ったスーパーで、静かに買い物したいだけなのだ。
だから、店員に「〇〇カードをお持ちですか?」と聞かれるのもわずらわしい。なぜ「〇〇カードをお持ちならお出しください」と言えないのだろう。そうすりゃわずらわしいやり取りをしないで済む。
それならセルフレジはありがたいのでは?と思うだろうが、自分で機械を操作して精算するのが面倒という、いやはや面倒くさい昭和アナログ親父、それが私です。
行列待ち
要するに人件費の削減が進んでいるのか、スーパーの店員が昔に比べて少なくなった。
聞けば、トラック運転手は人手不足らしい。ってことは、物流もそのうち「セルフ」時代が来るかもしれないよ、こりゃ。
つまり、通販で注文した荷物も、持ち運びできるような軽量で、小さいものならお客が営業所まで取りに行くのがスタンダードになる。
どうしても取りに行けない高齢者だとか、俺みたいなワガママ親父には届けてもらえるが、順番待ちでそれなりに待たされることになる。スーパーでも「通常レジ」は行列ができがちだからねえ。
そうならないように、宅配の自動化が実現するか、労働環境の改善が進んで人手不足が解消されるか、どっちが先になるんだろう。ヒヤヒヤしながら見守るしかないかな。