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トラックドライバー

昭和オヤジの無意味な危惧

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電灯つけて

近ごろ、昭和のオヤジ世代には理解が追い付かないことがたくさんある。ま、俺が若いころも上の世代は同じように思っていたと思うけど。
CMで見た、人の音声であれこれやってくれる機器なんかもその1つ。その機器の名称を呼んで、用事を言いつける。例えば「電灯をつけて」とか「ペーパーを買っておいて」とか「歌を歌って」とか。俺に言わせれば「そんなこと自分でやれよ」なわけで。
現実問題、体が言うことを利かなくなりつつある高齢者とかは重宝しそうな機器だと思う。開発した人にどんな意図があったかは知らない。けど、CMではとっても健康そうな、恐らく30代くらいの男性が使いまくっているので、どうしても心の声が「そんなこと自分でやれよ」と叫んでしまう。
新しいシステムや機器の開発者、研究者は、とにかく新しい技術を開発したがる。開発欲とでもいうものがあって、どう使わられるかは二の次だ。だから、これは誰にも止められない。
そんなこんなで、世の中にはどんどん人がやることを効率化、省力化するものが生まれてくる。開発者は開発欲があって止められないし、そんな開発者に資金を提供する企業も、提供した資金を回収するために商品化せざるを得ない。結果なんかにゃお構いなし。

人類の進化の方向

こうして、もともと人がやっていたことを、どんどん人がやらなくてもよくなっていく。「電灯をつける」だって、大昔の火打石を使って灯りを灯していた時代からすれば、スイッチ1つで明るくできるなんて、すごい進化なのに、ついにはその「スイッチを押す」も省き始めた。
このままいけば、人は「何もしなくていい」から「何もしない」になり「何もできない」になるのじゃあないんだろうか。それがつまり昭和アナログオヤジの危惧するところ。
トラックの自動運転システムの開発が進んでいる。ゆくゆくは無人トラックが物流を支える未来が現実になるかもしれない。しかし、その過渡期には「運転しない人」が運転席に座り、システムを見守りつつ、トラックを走らせる時代も来るだろう。
「運転しない」が「運転できない」になることもあるわけだよね。いざってときに、危なくなくないかねえ。

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