そろそろ会社に慣れたかな
元号が新しくなり、学校には新入生、会社には新入社員がいる。花見よりも何より、これぞ本当に「春」。と言うか初夏か。
さてゴールデンウィークが明けて始まるのが五月病、かな。
ただ、ネットニュースで「一流企業に入社した新人が、旧態依然とした会社の在り方に絶望して早くも転職を模索」なんて記事を目にした。「なんじゃそりゃ」だ。
「なんじゃそりゃ」ってのはもちろん新人に「若いヤツは我慢がない」なんて思ってのことじゃない。僕も20代後半、世間的にはまだ若造、若輩者、ルーキー、青二才、駆け出し、未熟者、はなたれ小僧。
今はどの業界も人手不足と聞く。それで外国人労働者枠を広げたりしている。
枠を広げても経営者の多くが外国人を「低賃金労働者」としか見てないから、なんだか政治のドス黒さも感じるんだけど、それはまた別の話。
タクシードライバーに
とにかく、その「旧態依然な会社に絶望した新人」ってのは、入社式で「グローバルなビジネスマンになれ」なんて言っているのに実際は、先輩が上司にこびへつらうような姿に違和感を覚えたらしい。
もちろん旧態依然な人たちは「新人のくせに何を言う。仕事を覚えてから一人前のことを言え」と怒るだろう。でもその新人はもしかして優秀な人材だったかもしれない。そんな若者を絶望させるってのはやはり「もったいない」と思ってしまう。
ちなみに僕はタクシードライバーをしている。大卒でタクシー会社に入った。そんなにグローバルな会社でもないし、先端を行く職場でもないけど、少なくとも出世のために「上司にこびへつらう」ことは一切ない。
その新人さんは海外留学も経験していて3か国語くらいを話せるらしいので、ぜひそういう能力を生かせる職場に転職してほしい。タクシードライバーはおススメはしない。
けど、もし単純に「旧態依然な会社の人間関係」に疑問を持つ人がいるとしたら、ぜひタクシードライバーになるといい。