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トラックドライバー 体験談

長距離トラック運転手の孤独

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怒れる思春期

近ごろ、思春期なのか、高校生の息子がやけに反抗的だ。
少し説教めいたことを言うと「関係ないだろ」と悪態をつく。
いや、関係なくない。確かに息子とは血のつながりがあるので、それだけでも関係なくはない。しかし、血のつながりがない赤の他人だって、同じ地域に住んでいれば「関係ない」なんて言えない。
たとえば、往来で10人くらいの若者が座り込んでタバコでもふかしていれば、ひと目でガラが悪いという印象を与える。その印象からこの地域は「ガラが悪い地域」となってしまう。もっと言うと、同じ地球という惑星に住んでいる以上、遠く離れた場所で放射能汚染があれば、それはやはり地球環境を壊すことになり、やがて地球全体に波及するかもしれない。放射能値がどうのこうのなんて、数字で割り切れるものじゃない。
なんて面倒くさいことを話しても、息子には1ミリも響かないだろう。自分自身が、息子と同じ年ごろはそうだった。

関係なくなくない

同じ地球上に住んでいる限り、誰もが他人と「関係ない」なんて言えない。どこかでつながっている。1人きりの力では生きていけない。
俺は長距離のトラック運転手という仕事をしている。物流という、大きな仕組みの中で重要な役割を担っている仕事だ。そんなトラック運転手のなり手が減っているというのは、誇りを持ってこの仕事をしている身としては残念だ。
トラック運転手は大きな仕組みの中で重要な役割を担っているという意味では、皆とつながっている仕事だが、仕事しているときは孤独だ。基本的には1人でトラックを運転している。その時間が労働時間で一番多い。
もちろん運転は交通ルールをしっかり守ってしなければいけないが、この「孤独」もトラック運転手の仕事の魅力だと、俺は思う。人間はどこかで他の人間とつながっていると思っているからこそ、この孤独が俺にとっては大切なのかもしれない。

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