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運転戦隊バスレンジャー

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ヒーローになりたくて

僕は30歳で路線バスの運転手をしています。
職業の選択については高校生のときにいろいろ考えました。その結果、バス運転手を選んだのです。
僕が子どものころからなりたかったのはヒーローです。子どものころ、父親に古い「ウルトラマン」や「仮面ライダー」のビデオを浴びるように見せられ、すっかりハマってしまいました。「大人になったら“正義の味方”になる!」と固く誓ったものです。
中学生のころには、ヒーロー番組でヒーローを演じるアクション俳優になろうとかなり真面目に考えました。
けど、この夢は高校生になって頓挫。高校生になっても身長がそれほど伸びず、170センチ弱で男ととしては低いほうだったので、ヒーロー番組でヒーローを演じるのは難しいと判断しました。
それからいろいろ考えました。
実際に「悪と戦う仕事」として警察官、弁護士、検事なんかも候補に上がりました。ただ、そのころには「ヒーローは一匹狼のほうがカッコいい」という思いも芽生えていましたし、「俺は正義の味方だぞ」的なことを堂々とアピールするのも「違うな」と考えるようになっていました。

あるときはバス運転手、しかしてその実体は!

そこで僕が考えたのは「人知れず活躍するヒーロー」です。
公共性の高い職業を考えました。となると、やはり生活インフラに関わる仕事です。中でも“運転手”は、仮面ライダーになりたかった僕としてはバイクではないですが「乗り物を運転する」ということでヒーロー感覚に溢れた職業に思えました。
運転手にもいろいろあります。荷物を運ぶトラック運転手、乗客を運ぶタクシー運転手もヒーローだとは思うのですが、僕はもっと直接的に大勢の人の役に立ちたかったので「一度に大勢の乗客を運ぶ」バス運転手を志しました。
電車の運転士も一度に大勢を運ぶ仕事ですが、やはり「レールの上を走らされる人生なんて‥」と思ってしまいまして。
バスの中でも観光バスや高速バスではなく、毎日の生活を支える路線バスの運転手を選びました。
乗客の中にもたま~に不埒な人がいて、高齢者に偉そうな態度で接したりするので、もちろん僕は丸く収めます。頭ごなしにそういう輩を注意しても逆効果です。僕は低姿勢に穏やかに「すみません、少し揺れるかもしれないのでしっかりつかまってください」なんて注意をそらしたりするわけです。実際に揺れる道を通るわけではないんですが、そこで乗客の気持ちをそらすことができます。悪質な場合はきちんと注意しますけど。
バス運転手にとって安全運転は当たり前です。僕は毎日「今日もみんなの明るい未来を守る」という気持ちでハンドルを握っています。

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