大型トラックの仕事をして良かった
前の会社をリストラになり、転職して大型トラックの運転手になりました。今までは普通車のトラックしか乗ってなくて、大型は未経験でした。
最初は不安がありましたが、いざ乗ってみると運転しやすく、特に高速では前の車がよく見えて運転が楽でしたね。
ウイング車だったから、荷物の上げ下げもリストを使い、ほとんど手積みはありませんでした。
定期のお客さんなので、毎日同じところへ配達して、そこで荷を降ろし、また違うところで積んで帰るというパターンが続き、体力的には楽でしたが、給料は安かったです。
配達していて困ったことは沢山あります
ただ、給料が安かったので退職し、自分で宅配便を始めました。と言っても下請けです。
元受けに25％も取られ、１日に200個ぐらい配達しましたが、とにかく届け先に留守が多いのには参りました。約30％は再配達なのです。
電話と置手紙で確認し、それから再配達で、仕事が終わるのは決まって夜10時ごろでした。
そのため、家に帰ってもくたくたで、家族と話をする余裕もありませんでした。
風邪を引いても、腹が痛くても休めないのが辛かったです。１年間やりましたが、体を壊してついにダウン、休業です。
すぐ体調が回復してきたので、また配達をしたのですが、やはり職場でダウン。救急車で病院へ行き、妻からもう仕事を辞めてくれと言われて宅配便を辞めました。
近距離の配達は体が楽だけど
少し体を休め、知人の紹介で、今度は近距離の配達をしてる会社に転職しました。
同僚もいい人ばかりで雰囲気はすごく良かったです。配達場所も親切ていねいに説明してくれて、スムーズに会社の雰囲気に馴染んでいきました。
県内20か所ぐらいを４トンのウイング車で、荷物を小分けにして配達する仕事です。作業は難しくないのですが、配達先に相性の悪い人がいて、それには困りました。
まあ、そういう人はどこでもいるもんですが、置き場所が悪い、時間が遅い、挨拶が駄目だと、いちゃもんを付けてきたのです。
ケンカしたら負けですからね、相手にはしませんでした。他の人に言ったら、やはり皆に嫌われていたみたいで、かわいそうな人と憐れむばかりです。
トラック運転手になる人に、あまり人付き合いがうまい人はいないようですね。