バカとリコウ
「賢い人」と言うとどんな人なのだろうか。つまり、具体的に何ができれば賢いと言えるのだろう。
ネットニュースの見出しを見ていると「誰かが誰かのことを〇〇なバカ」などと蔑んだというのをよく目にする。そう「バカ」は蔑みの言葉として使われる。「賢い」は尊敬の対象というわけだ。
ただ「バカ」という言葉は、本当に「バカ」だからではなく、単に「蔑みたい」から使っているように見える。
それに比べて「誰かはとても賢い」と言っている記事はあまり見ない。皆さん、なかなか誰かを尊敬したくないのか。
学歴
「賢い人」と言うとどんな人なのだろうか。
お金をたくさん稼ぐ人？ 確かに賢そうだ。それもあまり苦労せずにたくさん稼いでいればかなり賢そうだ。
あまり苦労せずにお金をたくさん稼ぐ？ そんなこと、何だかとても無理に思える。だから私は賢くないのかもしれない。
ちなみに私の仕事はトラックドライバーだ。
トラックドライバーは大金を稼ぐが、苦労がないわけではない。
また、トラックドライバーが高学歴ではなくても就くことができる仕事なので、どうも世間は「トラックドライバーは賢くない」と思っている節があるように感じる。
楽しむ
ということは高学歴＝賢い、低学歴＝バカなのか。
いや、高学歴でもバカはいるし、低学歴でも賢い人はいるぞ。
ちなみに私は苦労しながら大金を稼ぐトラックドライバーだが、苦労はしても楽しんで大金を稼いでいる。つまり、楽しんで仕事をしている。
仕事の時間は人生の時間のかなりの割合を占めているので、人生を楽しんでいるとも言える。
賢いかどうかはどうでも良くなってきたなあ。
しかし、気がついた。賢い人というのは、短時間で大金を稼ぎ、残りの大部分の時間でそのお金を使いまくって楽しむ人なのかもしれない。