慣習
世の中にはいろいろな課題があります。課題は放置しておくと問題になり、さらに放置しておくと大問題になり、ニッチもサッチもどうにもブルドッグです。
課題に取り組み、改善できると、それに関わりのない人にとっては「どうってことのない日常が続くだけ」ですが、関りのある人にとってはとても素晴らしいことになります。
関りのない人にとって何にもメリットがないからと言って、他者の幸せを邪魔するのはやめましょう。
実際、トラックドライバーの業界には、課題が山積みです。古くからの歴史を持つ業界だけに、古くからの慣習がはびこり、なかなか合理化、効率化が進んでいないのもその１つです。
恐れ
トラックドライバーはこのところ人手不足がまん延し、高齢化が進んでいます。人手不足が進み過ぎると、物流は停滞し、人々の生活や企業の活動が止まってしまいます。
この課題を何とかするにはさまざまな議論が必要ですが、女性ドライバーを増やすことも効果的な方策の１つです。「トラックドライバーは男の世界だ」なんて言って反対するのは、それこそ「慣習」による弊害です。女性ドライバーが増えても、明日も太陽は昇るでしょうし、あなたの10代の娘はすべてを知ったような顔で反抗してくるでしょう。明日、住宅ローンが増えることはありませんし、皮膚病になったり、湿疹ができたりもしません。布団の中からカエルが現れたりもしません。
恐れるのはよしましょう。