かつては
私は以前、土木工事の現場へ土砂を運ぶ大型トラックのドライバーの仕事をしていました。
トラックドライバーの仕事は非常にやりがいがあります。土砂を運ぶことで工事が進み、物が造られていくといった実感を味わうことができました。
もちろん、トラックドライバー以外にも多くの人が携わってこそ造られていくのですが、その一端を担うことができたのは、一緒にものづくりの醍醐味を味わえるという喜びがあったのです。
雨の日など作業が大変なときもあります。ときには残業もありましたが、それでも運転が好きだったので、仕事を楽しく感じることができました。
心掛け
大型トラックは大きいため、小回りが利かないのは欠点です。
できるだけ大きな道を使うのですが、現場によっては狭い道を行かなければなりません。その場合、細心の注意を払って運転しました。
ドライバーとして事故を起こさないよう努めるのは当然で、さらに事故を起こすと被害も大きくなる大型トラックのドライバーなので「絶対に事故を起こさない」というのが私のポリシーです。
どんなに狭い道でも細心の注意を持って安全運転を心掛け、そのため神経が多少磨り減っていたのは大変でしたが、仕方ありません。
また、渋滞に巻き込まれて現場に到着するのが遅れることもたまにありました。しかし、そういった場合でも焦ってはだめだと自分に言い聞かせ、安全運転を心掛けました。この気持ちを維持することが、仕事をする上でとても大切だったと思います。
オススメしたい
車の運転が好きな人にとって、大型トラックの運転は非常に魅力的なものだと思います。その好きなことが収入に結びつくのですから。
ただ、いくら運転が好きでも安全運転ができない人には向いていない職業です。大きな車を動かすということはその分、車の運転に対して責任があるのです。渋滞で焦ったりするような人には向いていません。自分で自分をコントロールできることが必要不可欠です。
自分をコントロールでき、ものづくりの喜びを共有したい人は、ぜひ大型トラックの免許を取得して土木工事の現場で土砂を運ぶ仕事に就いてみてください。
ちなみに私は今、建設現場に建設資材を運ぶ大型トラックのドライバーをしています。