ドライバーのための転職情報コラム

KORAPITA(コラピタ)

トラックドライバー

慣れるな

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なかなかゼロにはならないのが交通事故です。トラックドライバーのような職業ドライバーは、ハンドルを握る時間が長い分、より一層、安全運転が必要です。
特に、運転免許取得後10年以上のトラックドライバーによる事故が多いそうです。逆に免許を取ってまだあまり経っていない人は、慣れていないだけに運転が慎重なのかもしれません。
トラックドライバーはカーレーサーではありません。華麗な運転テクニックは必要なく、荷を安全に運ぶためのていねいで慎重な運転ができればいいわけです。ですから、トラックドライバーを長年続けているからと言って「俺は運転がうまい」自信過剰にならず、1日の終わりには「俺が今日、交通事故に遭わず、無事に済んだのは安全運転を心掛けたことと幸運のおかげ」と考えましょう。
決して「俺が事故を起こさないのは、俺の腕なら当たり前」なんて思ってはいけません。

危険予測

ものごとが上達するには「習うより慣れろ」とよく言いますが、トラックドライバーにとっての上達とは、運転技術を上げることではありません。より慎重に、よりていねいにトラックを運転することです。
決してトラックの運転に慣れてはいけません。
もしかしたら、今日は交通事故に遭うかもしれないと常に考え、慎重にトラックを運転しましょう。
「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」をしようということが、安全運転講習ではよく言われます。「安全だろう」と楽観的にハンドルを握るのではなく、いつも「危険かもしれない」と、危険を予測して運転しようということです。
長い運転歴があるからと言って「今日も無事だろう」と楽観視するのではなく「今日は危険な目に遭うかもしれない」と、危険を意識して運転することが、やはり必要だと言えます。

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