ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

育児中パパでトラックドライバー

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やることやる

僕は20代でトラックドライバーになり、今は30代前半だ。業界ではまだまだ若造扱いされる。10年選手なのに、業界に若手が少ないので、30代前半でも行った先でたまに「新人か」と言われたりする。最近会社を移ったので、今の会社では「新人」には違いないんだけど。
トラックドライバーは拘束時間が長く、それでもそれだけハードに働けば収入も増えると一般的に思われている。確かにその通りで、だから僕も拘束時間が長いことをあまり気にしていなかった。それだけ給料が良かったからだ。
拘束時間が長くても、20代後半でちゃんと相手を見つけて結婚できた。さらに30歳過ぎて子宝にも恵まれた。
同僚には「残業が多くてもやることやってんな」と、変な感心のされ方をした。
子宝とはよく言ったものだ。子どもは本当にかわいい。子どもが笑うだけで心の底から感動がこみ上げる。

一片の悔い

ただ、こうなると、もう残業なんてやっていられない。子どもが一番かわいいのはやはり5歳か6歳くらいまでで、小学校にでも入ると一気に憎たらしくなる、かどうかは知らないが、とにかく一番手のかかる、つまり一番「親の手」が必要なときこそ、その「親の手」を提供しなくてどうする。
そんなときだからこそ、親としての喜びも最大に体感できるわけで、それを妻だけに独占させるなんてことは僕にはできない。
この後、反抗期だのなんだの、もしかしたら苦難と思ってしまうことも起こるかもしれない。子どもと関係なく、仕事なんかでも多くの苦難が降りかかるだろう。しかし、「最大の親の喜び」を体感してりゃ、何でも乗り越えられるような気もする。
というわけで、僕は「残業の少ない会社」ドライバー専門の求人サイトで探し、面接でも「家族との時間を大切にしたい」と強調し、今の会社に移った。
この転職に一片の後悔もなし、だ。

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