レカロシート
先日行われた大阪オートメッセ2019では、トラック運転手向けにレカロシートの提案が行われ、注目されていました。
レカロってのはドイツの自動車関連製品メーカーで、高い品質のシートが特に知られています。
そのレカロのシートは単にホールド性が良いだけじゃなく、腰痛の症状を和らげてくれる工夫のされたものが開発されているのです。
レカロの座面にはゴムが使用されていて、運転手を面で支えてくれます。これが長時間の運転でも運転手の体をしっかり支え、ダメージを減らしてくれるようになっているのだそう。
また、腰のあたりにエアバックが内蔵され、その空気量を調節することで、よりシートをフィットさせることができるものもあるとか。
日本車でもレカロシートをオプションで設定しているものがあるそうです。ただ、価格が高い車種に限られているみたいです。
いつの日か
とはいえ、腰痛で困っている運転手は、トラックに限らずタクシーなど、長時間運転席に座る業界にはありがちです。そんなわけで、トラック業界でもレカロシートの需要は高いと思われます。
ただ、レカロシートを使おうと思ったら、もともと付いているシートと交換しなきゃいけないわけですが、シートレールも別に用意しなければいけないので、お金も手間もかかります。それでも、レカロシートに交換する人が増えているとかいないとか。
私は40代の長距離トラック運転手。やはり歳のせいなのか、このごろ腰痛が気になります。
会社が所有するトラックに自腹を切ってレカロシートを装着するのは業腹です。それとも、転職するときはまたはがせばいいのかな。ともかく、自前のトラックを持てた暁には贅沢にレカロシートを装着し、豪勢に行きたいと夢見ています。