信頼と実績の人
先日、いわゆる2時間サスペンスで「京都タクシードライバーの事件簿」ってのがあったので見ました。
正確に言うと「見終わりました」。働いている身としては2時間近く、いえ、録画してCMは飛ばして視聴するので1時間30分くらいですが、それでもそれだけテレビを見ている時間はなかなかありません。数日に分けて、十数分、もしくは数十分ずつ、小分けにして視聴しました。それを先日、放送日から数日経ってようやく、見終わりました。
内容は、元刑事の主人公が偶然から殺人事件に関わり、その犯人を追い詰めるというもの。そこに母と子の情を絡めたりするのは、2時間サスペンスにはありがちな、いわば常套手段。ちなみにラストは崖の上じゃありませんでしたが、それも別に珍しくはありません。
主人公のタクシードライバーを演じるのは、信頼と実績の内藤剛志さん。
シリーズ化希望
リアルに見ると、タクシードライバーにそんな時間的な余裕があるわけない。あったら生活できない。とか、いろいろありますが、それを2時間サスペンスでとやかく言うのはヤボというもの。
ドライバー仲間として他社のドライバーが登場し、無線を使って主人公に協力するのは、なかなか痛快でした。
また、ドライバー仲間に介護タクシーを運転する女性ドライバーがいたのは、現実のタクシードライバーの多様性を広く知ってもらうためには効果的だった気もします。
落語家の円楽師匠が関西人役だったのはどうかとも思いましたが、2時間サスペンスとして上々の面白さではありました。できればシリーズ化してほしいものです。