後悔先に立たず
世の中に「運転が好き」「接客は苦手」「稼げるだけ稼ぎたいけど、起業する自信はない」といった人がいるでしょう。そんな人にモロにオススメしたいのがトラック、ダンプ、トレーラーなどのドライバーです。
トラックドライバーは年齢、性別の差はなく、本人のやる気次第で稼げる仕事です。それに未経験でもトラックドライバーの仕事に就くことができます。40代、50代から未経験で仕事ができるので、実際、40代、50代でトラックドライバーに転職する人もいます。
ただ、「転職して後悔した」と感じる人もいます。そしてそういう人の「後悔」の理由で多いのが「労働時間が長いこと」だそうです。
最近は「働き方改革」とかいう政策で、そういった労働環境の改善も行われていますが、やはりそれは大企業でのことで、中小・零細企業ではまだ思うような改善も進んでいません。それはなぜか。トラックドライバーが不足しているからです。
トラックドライバーが足りないので、1人のトラックドライバーがたくさんの仕事をこなさなければならず、結果、トラックドライバー1人当たりの労働時間が多くなります。
転ばぬ先のつえ
この状況を正すためには、皆がトラックドライバーになればいいのです。皆がトラックドライバーになってトラックドライバー不足が解消されれば、多くの仕事を大勢で分担でき、1人当たりの労働時間は少なくなります。
「トラックドライバーは労働時間が長くて大変」と思っている人も、思い切ってトラックドライバーとして就職しましょう。そういう人たち1人1人の行動の積み重ねで、トラックドライバーとなって後悔する人が減り、それによってますますトラックドライバーになる人が増えていき、日本は平和になるでしょう。
いや、企業が荷を送るためにかける費用、いわゆる物流費を抑えようとしていることもトラックドライバー不足の原因なので、そこも何とかしなければいけないのですが。これが改善されれば中小・零細企業でもトラックドライバーに多額の給料を払うことができ、人も集まりますからね。
ま、それはそれとして、日本の未来はこれからトラックドライバーになろうと思っている皆さんの肩にかかっていますよ。