空気感
移動することが苦だという人はトラックドライバーには向いていないそうです。
そりゃトラックドライバーは長距離にしろ短距離にしろルート配送にしろ、仕事の大半はトラックの運転ですから、勤務時間の大半は移動していることになります。目に映る景色は刻々と変わり、具体的に「こうだ!」とは言えないような、場所が醸す空気感も刻々と変わります。トラックを加速すると、運転席に押されている感もあり、いかにも移動している気分を味わいます。
トラックドライバーという仕事の醍醐味の1つが、この移動している感です。
抵抗感
移動せずに仕事をする人は世の中にたくさんいます。むしろ、移動している人より移動していない人のほうが多いかもしれません。
ですから、移動していないからと言って「仕事している感」が薄くなるとは限りませんが、移動していると「仕事している感」、引いては「生きている充実感」を実感できるのも事実。
とは言え、トラックドライバーも「移動しているのはトラックであり、トラックドライバーは運転席から1歩も移動していない」と言えなくもないです。
もしかしたら、「移動していない」と思えば、移動することが苦だという人も抵抗感なくトラックドライバーになれるかもしれません。