名誉と威信
トラックドライバーの社会的地位は低いらしい。
社会的地位というのは、社会の中での名誉、威信の高さのようなことらしい。つまり、社会的地位が高いということは、社会の中で名誉や威信が高いと認められているということになる。
とは言え、この「認められている」というのが厄介で、じゃあ誰が「認めている」のか?となるとハッキリせず、何となく「認められている」のじゃないだろうかという、あいまいなイメージで言ってると思える。
ちなみに社会的地位が高い仕事と言うと、医師、弁護士、税理士、政治家といった職業らしい。並べてみると分かるが、つまり「先生」と呼ばれがちな職業だ。
その代わり、本当の先生、すなわち教師は入っていない。教師の社会的地位は決して低くはないが、高くもないようだ。
誰でもなれる
こうしてみると、要するに世の中の多くの職業は決して社会的地位は高くはないと言える。それに思い起こしてみると、学校を卒業して就職しようというとき、「社会的地位が高い仕事に就こう」と考える人って、少ないように思える。
トラックドライバーの社会的地位が低いと言われるのは、恐らく就業のハードルが高くないからだろう。トラックドライバーはやる気、責任感、運転免許があれば、とりあえず誰でもなれる。
ただ、トラックドライバーになったからと言って、仕事を続けて行けるかどうか、つまり適性があるかどうかはまた別の話だ。
とにかくそんなわけだから、トラックドライバーの社会的地位は低いかもしれないが、あまり気にする必要はないのじゃなかろうか。
ちなみにトラックドライバーは名誉と威信を持てる仕事だと思う。ハッキリ断言できる。ただ、世間からそれを認められていないだけのことだ。