遅い
映画好きの兄が言っていたけど、1970年代には「女性映画」ってのが流行したらしい。それまで映画と言うと大抵は男性が主人公で、女性のキャラクターは添えもののような存在だったのが、70年代ごろから女性の社会進出が活発化していって、女性を主人公にした映画も増えていった、ということらしい。
60年代なんて、まだ普段から日常的に和服を着る女性も多かったそうなので、やはり女性の社会進出は70年代ごろから本格的に始まったのは本当のようだ。
それにしちゃあ、遅くないかい、いろいろな展開が。
世間にはいまだに男尊女卑発言する著名人が多く、男女では給料格差も依然として存在し、そんなんだから「食事代は男性がおごって当然」とか言い出す女性もいなくならない始末。
すごい宝
トラックドライバーは長年「男の職場」だったから、数年前に行政の旗振りで女性トラックドライバーを増やす取り組みも始まったけど、まだまだという感じ。
そもそもトラックドライバーの仕事を「女性にはできない」なんて思っている経営者、ベテランドライバーがまだ存在しているのじゃないかと思える。
女性の中には「トラックドライバーの仕事に向いていない人」もいるだろうけど、それは男性も同じ。そして女性の中にも「トラックドライバーの仕事に向いている人」はいるし、トラックドライバーの仕事こそ天職だと言える女性だっているだろう。
「女性にはできない」なんて思っていると、ものすごい宝を見逃すことにもなりかねない。