SFの世界
科学文明の発達はすごいです。昨日まで「そんなのはSFの世界でのことだ」と言われていたモノが現実化したりしています。
自動車は自動運転システムの開発が続けられています。最初は運転手が乗りながら、実際に運転するのはAIという形になり、AIによる運転でも安全だということになれば、完全に運転手がいない自動車が街を走ることになるでしょう。
AIが完全に自動車をコントロールするわけです。コントロールするのが自動車ではなく、人体のようなモノであれば、それはすなわちロボットです。
ロボットというと、いろいろなSF映画などに登場しています。人が操縦するタイプではない場合は、そういった創作物の中のロボットはたいてい人格を持ち、しゃべります。
となると、自動運転システムを搭載した自動車も当然、人格を持ってしゃべっても不思議ではないわけです。
人格を持ったAI
自動運転システムの搭載が待たれるのが、トラックです。トラックが運ぶ荷が増えている一方、トラックドライバーが減少傾向にあるからです。
というわけで、トラックもしゃべるようになります。
自動運転システム搭載トラックが、まだトラックドライバーを乗せて走るころは、面白いでしょうね。トラックドライバーは、人格を持ったAIといろいろ話せるわけです。しかも、トラックドライバーは「もしものとき」に備えて乗っているだけなので運転に集中する必要はなく、むしろAIとのおしゃべりに集中できます。
AIは人間との関りで成長していきますから、同乗するトラックドライバーによって個性が生まれてきて、トラックドライバーもそんなAIに愛着を抱くのではないでしょうか。
AIですからインターネットともつながることができて博識のはずです。ですから、趣味の話で盛り上がったりもでき、仕事でトラックに乗ることがとても楽しくなるはずです。