迷いはない
トラックドライバーには秘かな悩みがあります。
トラックドライバーの仕事は体力仕事なのでお腹が減ります。そりゃもう、相当です。
ですから、いつもガッツリ食べたいです。唐揚げなんかは毎日でも食べたいです。白いご飯とともに、2人前くらいは普通に食べたいです。遠慮も迷いもありまぜん。
しかし、トラックドライバーにとって健康も何よりも大事です。トラックドライバーが体調を崩すと、それが運転中なら事故につながりかねないので、朝の点呼で不健康らしき兆候があると、その日は勤務から外されます。上司からは白い目で見られ、同僚からは唾を吐きかけられ、家に帰れば家族から無視される、まではいきませんが、そんな辛さはあります。
そして唐揚げは必ず「ヘルシーじゃない」「カロリー高め」だの、どういうわけか敵視されます。
必要だから
一体、何を言っているのかさっぱりわけが分かりませんよ。
そもそも食事というのは人のヘルシーを維持するために摂取するものです。あらゆる食事がヘルシーなわけです。
そして人は、カロリーを消費するのでそれを補うために食事してカロリーを摂取するのです。一体、現代の低カロリーこそ正義だといった発想はどこから来るのでしょう。あれこそまさに国民を痩せさす陰謀なんじゃないんでしょうかねえ。
そんなわけで、大好きで、しかも体が欲するので食する唐揚げですが、これを食べるのに葛藤があったりするのが悩みの種なのです。
今日は食べまいと思っても、食事時になると、知らないうちに目の前に唐揚げが現れるているんですよね。不思議です。