自由気まま
タクシー運転手は基本的に1人で仕事をします。つまり、勤務中のタクシー運転手の運転席の横には、基本的には上司や同僚はいません。たまにお客さんがそこに座ったり、研修中の新人の横に教官がいるかもしれませんが、それは例外です。
一般的なサラリーマンはチームワークで仕事をしたりもしますが、タクシー運転手は大体のことが自分1人の裁量に任せられています。
ある意味、自由気ままだと言えないことはありません。もちろん、お客さんをたくさん乗せて売り上げを上げないと、自分の給与が上がらず、困ってしまいます。「気まま」に運転していれば良いというわけではありません。
それでも、お客さんの見つけ方などは自分次第です。自由です。
目に見える功績
何かトラブルがあったときは会社に相談して会社として対応してもらわなければいけないこともありますが、基本的に自分で判断していくので、責任感も向上するでしょう。
そういう自分の成長を実感できるのも、タクシー運転手ならではかもしれません。
具体的に給与のアップで成長を実感するので、この成長がモチベーションになります。1人で仕事をするタクシー運転手は、失敗を他人のせいにできない代わりに、成功はほとんどすべて自分の功績となります。そしてその功績は、給与のアップという形で自分の努力に報いてくれます。
これがタクシー運転手という仕事の大きなメリットではないでしょうか。