ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 物流業界

トラックドライバーの人生とは

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やる気次第

運送業界は、通販などの需要の急増に対して人員供給が追い付いていない。
そのため、一度ドラックドライバーになると、その業界内では有利な条件で転職しやすくなっている。何しろトラックドライバーは専門的技能が要求される技能職ながら人手不足なので、人柄性格がよほど悪かったり、違反歴や事故歴が多かったりしない限り、多くの会社で「採用!」となる。
運送業界から異業種への転職は難しくとも、運送業界から運送業界への転職は比較的容易というわけだ。
とは言え、運送会社の中にも幾分ブラック寄りのところもある。そんなところに就職してしまったら、次の会社も比較的早く見つかるだろう。
コロナ禍で「とりあえず配送のドライバーで食いつないで、落ち着いたら他も探そう」と思ってトラックドライバーになった人もいるかもしれない。「他を探す」のも悪くはないが、例えばすでに30代も後半あたりなら、今さら他業種に挑戦するより、腹をくくって「プロ中のプロドライバー」を目指すのがベストな選択とも言える。
せっかく高度な技能職に就いたのだから極めるのも1つの道だ。
「やらされ感で働く」では面白くはないだろう。

ふた山越えて

ただ「車の運転に自信がある」「1人でできるから上司に気をつかわなくていい」というだけでトラックドライバーになると、挫折する可能性も高い。
運送業界の入門編とも言える「小売店への配送業」は、特に仕事を始めたばかりでは慣れない荷扱いに時間がかかりすぎたりもする。それで「思ってたのと違う!」という思いにかられてしまうのだ。
それでも、ひとまず3年でも続ければ1つの山場を乗り切るはずなので、倉庫間配送のように大きなトラックの仕事に移ることを考えよう。
別の会社を探しても良い。やる気次第だ
さらに40歳ぐらいころにもうひと山迎える。ぼちぼち感じる体力の限界だ。
ここで踏ん張り、中型免許、大型免許、さらには特殊車両、危険物取り扱いの資格を取って、大型の長距離に移っていくのが一般的なキャリアアップ
大型で長距離ともなれば、会社によっては1台のトラックを自分専用で任されるようにもなる。
自分専用のトラック、いわゆる「持ちトラ」は、ほとんど“我が家感覚”で装備を自分流に変えたりできる。
ここまで来れば、運転技術もマナーも身につき、ベテランを名乗ってもいいほど。そろそろ60歳を超え、威厳貫禄が身に着いている、かも。

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