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トラックドライバー 体験談

シャーデンフロイデ

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蜜の味

「他人の不幸は蜜の味」なんてことわざがありますが、他人の不幸を見て喜ぶ心理のことをシャーデンフロイデと言うそうです。
著名人の不倫を、まるで自分が不倫されたかのように怒って非難したり、ちょっとした誰かの「ルール違反によって得したこと」を天下の大罪のように騒ぎ立てて攻撃するのも似たようなものかもしれません。非難や攻撃をする側が自分を「正義」だと思っているところがとても厄介です。
「正義」かどうかは別にして「はしたない」ことではあります。
「他人の振り見て我が振り直せ」ということわざを思い出してほしいものです。他人の瑕疵を見て非難や攻撃をするのではなく、我が身を振り返り、自分にもそんなところがないかどうか、自分に問うてみましょう。

ドヤ顔

とは言うものの、やはり「他人の不幸は蜜の味」
僕はトラック運転手の仕事をしていますが、世の中の人が知っているか知らんかは知りませんが、トラックは車体が大きい分、運転も難しいのです。あまりに細い路地だと、普通自動車なら通れても大型トラックだとどこか車体をこすってしまったり、最悪通れなかったりします。
トラック運転手たるもの、そういう細い路地は通れないなら通れないと素早く判断して回避するか、もしくはギリギリのところで無傷で通り抜けてこそ、ドヤ顔もできるというものです。
そんな細い路地に、日ごろベテラン顔している先輩が四苦八苦して、しまいには車体をこすってキズでも付けて通り抜け、それで会社に戻ってくると、悪い気がしないです。
我ながらはしたないものです。

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