ドライバーのための転職情報コラム

KORAPITA(コラピタ)

タクシー運転手

マスクとハンドル

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TPO

コロナ禍マスクは欠かせないものになりました。どこへ行くにも、何をするにもマスクは必携です。
必携、つまり必ず持っていなくてはいけません。持っていなくてはいけませんが、必ずしも付ける必要はないわけです。
主に屋外で、周囲に誰もいないときは当然、ウイルスを移される危険も他人に移す危険もほとんどないわけですから、マスクを付ける必要はないのです。ましてや、1人で自転車に乗っていたり、1人で車を運転しているときはマスクを付ける必要はありません。
とは言え、そうすると、外出するときはとりあえずマスクを持って出て、マスクを付けるべき場所、人が集まる屋内や、屋外でも人が集まるようなところではマスクを付けるわけです。すると、マスクを付けたり、外したり、TPOに応じてやらなければいけません。TPOとは、 Time (時)、 Place (場所)、 Occasion ( 場合 )の ことです。簡単に言うと「ときと場合に応じて」ってことです。
しかし、それでは付けたり外したり、面倒くさいです。

追加しない

タクシードライバーは、お客さんを乗せていないときは基本的にマスクを付ける必要がありません。1人なのですから。
しかし、タクシーに乗ろうと思っても外から見てドライバーがマスクを付けていないと、不安を覚えます。マスクを付けていないドライバーが運転するタクシーはスルーされるかもしれません。
また、お客さんを乗せてからマスクを付ければいいじゃんということになりますが、お客さんを乗せるときは、安全を確認してタクシーを歩道に寄せつつ停め、安全を確認してドアを開け、お客さんがちゃんと乗ったのを確認してドアを閉め、行き先を聞いて安全にタクシーを発進させるという動作を、なるべく迅速に行い、車の流れを妨げないようにしなければいけません。やることがたくさんあり、そこに「マスクを付ける」を追加するのはいかがなものかと思われます。
それでタクシードライバーは、最初からマスクを付けてたほうがいいかも、という結論に落ち着きます。

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