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トラックドライバー 体験談

遠すぎた箸

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幸せ者

僕はトラック運転手の仕事をしている幸せ者です。
何で幸せ者かと言いますと、好きなトラックの運転をすることで生活できている上、愛する奥さんと子どもと一緒に暮らせて、毎日生きていることを実感できるからです。
そりゃ、仕事は楽なばかりじゃないし、たまには夫婦ゲンカをすることもあるし、子どもが病気になって心配でオロオロすることもあります。でも、毎日仕事を無事に終えることができると、何となくご先祖様や神様、仏様に感謝したくなります。無事に生きているのですから。
そんな僕の毎日の楽しみは、荷の届け先の担当者と交わすあいさつのやり取りや、狭くて停めるのに難しそうな駐車スペースにすんなり駐車できた達成感などです。
それと、奥さんが作ってくれるお弁当を食べるとき。

うっかり者

僕の奥さんも事務仕事で働いているのですが、料理が好きだからと、自分の分と合わせて僕のお弁当も作ってくれます。
体力勝負のトラック運転手の仕事への意欲が増すような、ガッツリな唐揚げとかカツ、フライが入っていることもあります。テンション上がります。
その日も昼の休憩時に、僕は運転席で奥さんが作ってくれたお弁当を広げました。この日のおかずはホウレンソウのおひたしと肉団子、福神漬けでした。ご飯の上には鶏そぼろと卵そぼろが乗っています。
しかし、箸が見当たりません。恐らく入れ忘れたのでしょう。僕の奥さんは料理が好きで料理上手ですが、かなりのうっかり者でもあるのです。
これが街中なら、コンビニでも探してサラダかなんか買いつつ割り箸をもらったりするのですが、この日はちょうど、工場と工場の中間あたり、周りに人家も店舗も何もない道路のわきの空き地で休憩していたのです。街中に行くには遠すぎます。
僕は仕方なく、持っていたボールペンを箸代わりに使うことにしました。とは言え、ボールペンも1本しかありません。この1本で、よりによってそぼろをすくいながら食べるのは、かなりな労力が必要でしたよ。

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