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トラックドライバー 体験談

自由を求め続けた

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フリーターからの卒業

俺がトラック運転手になったのは7年ほど前だった。
その前はフリーターをしていた。そのときどきで、気の向くままにバイトしていたわけだ。
とは言え、フリーターをしながらお笑い芸人を目指していたとか、俳優になろうとしていたとか、ミュージシャンとして活動してたわけじゃない。ただただ、バイトをしていた。企業に就職して社員になりたくなかった。
それは学生時代からの思いだった。細かい校則にうんざりした俺は「自由」に強烈な思いを抱いた。とにかく自由になりたかった、15の夜。
そんなわけで20代後半まで、気ままなフリーター生活をエンジョイしてた。
しかし、7年前、このままフリーター生活を続けるのは、何か「違う」と感じた。「中高年のひきこもり」も避けたかった。

俺が何者かは俺が決める

とにかく「就職しよう」、けど「自由にお金を稼ぎたい」という気持ちのせめぎ合いが始まった。
それなりに稼ごうと思えば、それなりの企業の社員になるしかない。しかし、そうすると「自由」がなくなる。職場には口うるさい上司もいるだろうし、横やりを入れがちな同僚もいるだろう。何をするにも上司の決裁、得意先の了解を必要とする。
いろいろ探して、俺はドライバーという職業を選択した。それでドライバー専門の求人サイトで今の会社を見つけ、就職した。
特別に運転がうまかったわけでもないし、中型運転免許も持ってなかった。だけど、入社してから、より自由度の高い長距離の大型トラックドライバーを目指して勉強し、免許も取得。運転技術を高め、業務を習得し、4年前に大型トラックの担当になった。
一度出発すると、次に戻るのは3日後や4日後だったりする。その間は1人きり。交通ルールは厳守するが、荷の届け先へのルートも休憩のタイミングも、決めるのは俺だ!

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