ドライバーのための転職情報コラム

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タクシー運転手 体験談

人付き合いが苦手なタクシードライバー

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やっぱりおおかみ

俺は政治経済にも興味ないし、スマホは普通に使っているけど、IT関連にも疎く、また人付き合いも苦手。
けど、人並みな暮らしはしたい。とにかく、学校生活は早めに切り上げ、高卒で就職することにした。
こりゃ、手に職つけるっきゃないと思い、技術を身につけて出世できるかもしれない製造業に就職した。それで菓子メーカーの工場で、毎日機械操作に携わった。
最初はもちろん、上司や先輩に教わり、機械操作を覚える。しかし、覚えてしまったら後は基本的には1人での作業。人付き合いが苦手な俺には最適な職場。
‥だったんだけど、ウチの会社は大企業なのにアットホームな職場を標ぼうしてて、家族会やら運動会やらバーベキュー大会やらやたらとイベントがある。違う部署との交流会もある。
もちろん、イベント参加は強制ではないんだけど、そんな職場の雰囲気そのものが重荷になってきた。俺は一匹狼なのさ。け。

知らないうちに苦手を克服

それですっぱり退社。次の職場を探した。
「基本1人で気楽」といううたい文句に惹かれ、選んだ仕事がタクシードライバーだ。タクシードライバーは接客業でもあるけど、別にホストクラブのホストじゃないので、しゃべりまくってお客の機嫌を取る必要はない。むしろ、絶妙な距離感を要求される。これが「人付き合いが苦手」だった俺にはちょうど良かったみたいだ。つまり、相手が「嫌がる距離感」に敏感なおかげで、俺のタクシーは乗り心地が良いらしいのだ。
そうしてタクシーを運転しているうち、俺は知らず知らずのうちに接客術を磨いていったのか、お客との会話もスムーズにできるようになってきた。
それまで狼を気取ってきた俺も、今じゃすっかり牙を抜かれたトラ、たて髪を切られたサムソンだ。俺は降参したと認める。けど正直言うと、そんな状況を楽しんでいるのさ。

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