「吸う」か「のむ」か
タバコを吸う人って減りましたねえ。
タバコは喫煙者本人の健康に害を及ぼすだけじゃなく、受動喫煙といって、喫煙者が吐き出した煙を近くの人が吸っただけでも健康に良くないってことが判明して、タバコをいみ嫌う風潮が蔓延しました。煙がそこになくても、タバコの臭いすら、まるで親の仇のように嫌われる始末。
そんな“嫌われ者”タバコの喫煙率が高いのが、トラックドライバーだそうです。同じ職業ドライバーでも接客業でもあるタクシードライバーと違って、基本的に同乗者のいないトラックドライバーは、トラックの運転中でも吸いたい放題ですから。
ちなみに、昔は「吸う」ではなく「タバコをのむ」と言いました。
朝から晩まで一服
トラックドライバーが喫煙するのは「眠気防止」「イライラ防止」という理由もあるようです。
タバコは「食後に一服」みたいなこともあるように、くつろいで「吸う」もののようなので、渋滞でのイライラとかの抑制になるかもしれません。それにメンソール系のタバコを吸って、気分をリフレッシュして眠気対策にしている人もいるでしょう。
とにかく、同乗者がいないときに1人で喫煙するので、健康被害に関しては自己責任ということです。
もちろん、頻繁に取引先の担当者に会うルート配送のドライバーやセールスドライバーは、タバコは控えなきゃいけません。でも、大型トラックの長距離のドライバーの場合、会社も「運転手は禁煙」といった規定は設けないみたいです。
もし、仕事中でも構わずタバコを吸いたいベヴィスモーカーは、トラックドライバーになるといいでしょう。