寮完備も狙い目
会社によっては従業員のために寮やアパートの借り上げを行っているところがあります。タクシー会社にもそういったところがあり、多くのタクシー運転手に重宝がられています。
特にタクシー運転手になりたての人は、すぐには高収入を上げられず、普通に家賃を払うことが難しい場合があります。そんなとき、住むところを提供してくれる福利厚生の制度があるとありがたいものです。
会社によっては寮や社宅を持っているところがあります。その建物には同じタクシー会社の同僚たちが住んでいて、家賃も低額に設定されています。多くが1部屋の独身寮ですが、中には家族と暮らせるタイプのものもあります。
また、普通のアパートを会社が借り上げ、従業員に低額の家賃で使わせてくれるところもあります。会社が所有している寮、社宅よりは家賃も高くなるかもしれませんが、同じアパートに同僚が住んでいることも少なく、仕事とプライベートの切り替えをしやすくなります。もちろん、普通にアパートを借りるよりは安くなります。
入居支援の制度もアリ
寮は、住める期間を設定していることがあります。そうでなくても、独身でタクシー運転手として働き始めたものの結婚して寮を出たり、給料が上がって寮を出る人がほとんどです。
この他、最初の何か月かは無料で住める施設を用意している会社もあります。無料期間は3か月~6か月くらいが多いようです。
また、入社すると敷金などを支援してくれる制度を備えている会社もあります。
いずれにしてもタクシー業界は運転手不足が続いていて、タクシー会社はさまざまに「働きやすい環境」の整備に努めています。ドライバー専門の求人サイトを活用していろいろな条件を吟味し、自分に合った会社を見つけましょう。