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準中型自動車免許というものがあります

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高卒でトラック運転手に

4トントラック、6トントラックなどの中型自動車を運転するには中型運転免許が必要です。
中型運転免許は20歳以上で、普通自動車免許などを取得して2年以上経っていないと取得できません。そのため、高校を卒業してすぐの人は中型トラックの運転手になれませんでした。
ところが、コンビニや飲食店などに食品を運ぶ配送トラックの多くは車両総重量が5トンを超え、しかも人手不足状態が続き、問題となっていました。
そこで2017年3月、免許制度が改正され、新しく導入されたのが準中型自動車免許です。
この準中型運転免許は2トントラックと3トントラックが運転できます。また、それまでは普通免許で2トントラックの運転もできたのですが、2017年3月以降に取得した普通免許では2トントラックを運転できなくなりました。
ちなみにゴミ収集車、ユニック付きトラック、保冷車、高所作業車、散水車など、2トントラック規格で車両総重量が5トンを超える特装車は準中型免許で運転できます。

免許取るなら準中型から

要するに細分化したわけです。ややこしくしたわけです。
そもそもトラックの何トンって数え方は、最大積載量とか車両総重量とかあって分かりにくいですから。
以前の普通免許で運転できたのは車両総重量5トン未満でした。未満なので、5トンを超える配送トラックは運転できませんでした。
今は、準中型免許で車両総重量3,5トン~7.5トンを運転できるので、5トンを超える配送トラックは準中型免許で運転できます。その代わり、普通免許は3.5トン未満しか運転できなくなりました。
ただ、準中型免許は普通免許がなくても18歳から取得できるので、仕事でトラックを運転するかもしれない人で、運転免許を取得しようと思ったら、最初から準中型免許に挑んだほうが良いですよ。

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