厄介な生理現象
トラック運転手の大敵は眠気だ。
ま、他にもいろいろあるが、俺にとって目下のところ、こいつが一番厄介に思える。荷主への苦情は俺1人じゃどうにもならないし、渋滞だって裏道とかを駆使しても駄目ならあきらめるより仕方ないし、荷役の待ち時間はスマホでゲームやるとか音楽聞くとか工夫はいろいろできる。しかし、何ともしがたいのが眠気、いわば自然な生理現象。
もちろん、あらかじめ十分な睡眠を取って、勤務中も適度に仮眠をとってりゃ大丈夫。しかし、そうやって準備できないときだってあるし、準備してたって襲ってくるのが眠気というもの。そうじゃないかい? 皆さん。
この眠気覚ましの方法をググると、よく見かけるのが「コーヒー飲めば」という声。コーヒーのカフェインという成分は眠気覚ましになると、昔から言われている。ただ、俺も学生時代、受験勉強で夜遅くまで起きてたときに飲んだものだけど、ホットコーヒーは体が温まって逆効果だった記憶。
カフェインの力
それは若気の至りというか認めたくない若さゆえの過ちだった。ところが、40も過ぎると、夕方過ぎにコーヒーを飲むと夜眠れなくて辛かったりするからアラ不思議。カフェインがしっかり効くようになった。
トラック運転手が気軽に飲めるコーヒーと言ったら、コンビニでも田舎の真ん中でも手に入る缶コーヒー。ただ、缶コーヒーは砂糖入りが多く、この砂糖ってのが眠気を促してしまうらしく、眠気覚ましにはあまりよろしくないらしい。その点、無糖ブラックならもちろん眠気を促すこともないので、安心して飲める。
それに、最近ネットニュースで「1日にコーヒーをよく飲む人は血液がサラサラになりがち」という記事を目にした。コーヒーには利尿効果もあるので、飲みすぎもよろしくないらしいけど。
俺は毎日適度な無糖ブラックの缶コーヒーの摂取で、眠気に襲われにくい安全運転と健康な身体を実現できてる、ような気がする。