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トラックドライバー

トラガールは隊列走行の夢を見る

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高速道路でトラック隊列走行実験

今年2018年11月から上信越自動車道で、続けて12月には新東名高速道路で、最大4台の大型トラックが、短い車間距離で隊列を組んで走行する実験を行う、という記事を読んだ。
先頭の1台は普通に運転し、後続の3台はその先頭の動きや状況に合わせて車間距離を保つ車間距離維持支援システム、車線から外れないように自動操縦する車線維持支援システムを使って安全に隊列走行できるかどうかを試すらしい。
もちろん、4台ともきちんと人間のドライバーが乗って運転するだろうけど、ゆくゆくは後続トラックはすべて無人の完全自動運転トラックにして、つまり、4台のトラックを1人のドライバーが運転できるようにすることで、トラックドライバー業界の人手不足解消に結びつけるつもりなのだと思う。

高速道路だけ自動運転

一方、自動運転技術を開発している海外のある企業は、歩行者も自転車もいないはずの高速道路に限定した自律走行トラックの開発を進めているという。
高速道路に乗るまでは人間のドライバーが運転し、高速道路を走る間だけ自動運転システムに任せ、トラックが高速道路を下りるときにまた人間が乗り込んで運転するわけ。
技術的にはたぶん、トラックのロボット化もそれほど難しくないのだろう。問題は、突発的な事態にロボットがどう対処できるかだ。それで信号や歩行者のない、突発的な事態が比較的起こりにくいだろうような気がして仕方ないと思えてくるみたいな、高速道路での走行を、まずは実現したいのだろう。

引っ張るのはワタシ

さて、私はトラックドライバーとなって5年ほどの、まだまだ駆け出しドライバー。いわゆるトラガール。
ウチの親父もトラックドライバーで、と言ってもその親父に憧れて自分もトラックドライバーになったわけじゃなく、親父が好きで集めていた、トラックドライバーの映画のビデオを見て憧れたのが、大型免許を取ったきっかけ。ちなみに親父はアナログ人間なので、DVDじゃなくてVHFテープだった。
ただ、日本の「トラック野郎」に憧れたわけではなく、カッコいいと思ったのはアメリカ映画のトラック野郎たち。広大なアメリカ大陸をぶっ飛ばす、アップ・トゥ・デートなスケール感にフォーリンラブしたわけ。
トラックの自動運転も良いんだけど、それより私はぜひ隊列トラックの先頭で、後続車を引き連れて高速道路を走りたい!

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