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トラックドライバー 体験談

ドライバーのストレス解消法

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ドライバーのストレスって

社会で生活していれば、ストレスは絶対に付きもの。人間関係、ローン、将来の不安、健康問題、子どもの教育と、世の中はストレスの原因だらけ。たとえ、仕事が楽しくて人間関係がうまくいっていても、ときに大きなストレスを感じることがあるのが、車の運転かもしれない。そりゃ俺は、車の運転が好きでドライバーという仕事を選んだんだけど、これとそれとは別と言うか、好きなことをしていてもストレスを感じる時は感じてしまう。
渋滞で車がなかなか進まないとき、渋滞でもないのに細い道で前の車がノロノロ運転をしているとき、他の車にあおられたりしたときなんか、ついイライラしてしまう。そしてそれがストレスとしてたまってしまう。にんげんだもの(©みつお)。
少し前にも、危険運転が社会的に大きな問題になっていた。危険運転なんて、もともと社会不適合者でキレやすいヤツがやってしまうと思っている人もいるかもしれない。けど、そう思っている人だって、運転中にイライラして他のドライバーに八つ当たりしたくなったことはないだろうか。

すぐにもできるストレス対策

ささいなストレスも、積もり積もると危険運転に結びつきかねない。車を運転する者は、それだけの覚悟を持って運転すべきだと思う。とは言うものの、事前にできることはしておきたい。備えは必要だ。
そんなわけで、俺は自分なりのストレス対処法を用意している。まず、ストレスの原因をつくらないことだ。そのためには、なるべく渋滞に遭遇しないこと。俺は、今は長距離配送トラックのドライバーだが、以前、コンビニのルートドライバーをやっていた。そんときは毎日使う道が決まっていたので、事前に道路状況の情報をつかむことができた。渋滞しているときは抜け道を走り、余計なイライラを回避できたわけだ。
また、疲れを感じたらこまめに休憩すると良いんだけど、これはちょっと難しいかもしれない。しかし、自分の体力、集中力を過信せず、長距離ドライバーとなった今は、できるときにはなるべく休憩し、体を伸ばしたりするようにしている。運転中にラジオで好きな音楽を聴いたり、気持ちをリラックスさせることも大切だ。

冷静な責任感を忘れずに

他にも、聴いてる曲に合わせて大声で歌うのも気分が良くなる方法の1つ。「食べること」もストレス解消になるが、さすがに「ずっと食べてる」わけにはいかない。そこでオススメなのが、ガムをかむこと。かむ動作は脳を活性化させるらしいし、ミント系ならなお良いんじゃないかな。自分専用のトラック、いわゆる持ちトラなら、車内に好みの芳香剤を置いておくのもアリだろう。
それと、イライラを鎮める栄養もある。玄米、豚肉、ウナギなどに含まれるビタミンB1、ブロッコリー、レモン、ピーマンなどに含まれるビタミンC、小魚、チーズ、小松菜などに含まれるカルシウムがそれ。これをうまく食事に取り入れよう。また、ストレスを緩和するツボもあるみたいなので、ネットで調べて試してみては。
ただ、リラックスしすぎて眠気に襲われるのは危険なので気をつけること。それに何より、車のスピードを上げてストレスを解消しようとしちゃ絶対ダメ! もちろん、事故を起こした後を想像できる冷静な責任感があれば、危険運転なんてありえないんだけど、その冷静さを失わせるのがイライラだ。「今日にでも我が身にあり得る」との自戒が大切。

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