配送ドライバーの気力について
新宿エリアを中心に、金属加工に使用する鉱石や化合物などのルート配送を行っていたことがあります。
仕事は荷物を届けることだけで、いろいろなメリットを感じました。中でも、時間があるときはのんびりとしていられるということが大きなメリットとして挙げられます。
ときには隣接する都市などにも配送に行きました。それだけ長い時間、トラックを運転するので、頼んでもいないのに知らず知らずのうちに運転技能が向上しました。いろいろな道も覚えました。それらも大いに魅力的なメリットです。
特に都内は道も入り組んでいるので大変ですが、そんなときに便利な裏道なども覚えることができ、それもまた配送の仕事のメリットと言えます。
そうして仕事をしっかり覚えると、仕事をする気力が体中にみなぎるのを感じます。
配送の仕事の変なこと
金属加工に使用する鉱石や化合物などを配送していたのですが、軽いものでも大量だととても重かったりしました。
工場や研究施設に運ぶので、高層階の施設にエレベーターが無い場合などは、基本的に階段で運ばないといけません。とても大変です。ときには小さな鉱物や砂みたいなものまでも運ぶのですが、無くしてしまうと大変なトラブルになります。
中には、小さいのにすごく重いものがあったり、大きいのにとても軽いものもあります。「変なの」と思います。
初めて運ぶものは、どんなものか触りたくなることもあります。それで鉱物に異常でもあると大きなクレームになってしまうので、かなりシビアです。
配送の仕事をやめるに当たって
配送の仕事は、荷物をしっかり届けるだけなので、トラックの運転が嫌じゃなければ、荷を安全に運ぶ責任感されあれば、交通ルールや交通マナーをしっかり守る一般常識さえあれば、1人の仕事が嫌いじゃないという適性さえあれば、誰でもできる仕事と言えます。
しっかりと届けることさえできれば、基本的にゆっくりと仕事ができますし、仕事は1人が基本なので気楽です。
配送の仕事をする上で忘れがちなポイントとしては、駐禁があります。車を路駐して荷物を運ぶことが多いので、駐禁を切られることを注意する必要があります。
トラックの運転技能が向上し、道に詳しくなり、裏道などが頭に入るのが、配送の仕事の魅力とも言えます。
注意点を理解して配送の仕事をしっかり会得したら、他のトラックドライバーの仕事にも就きやすくなるでしょう。かくいう私はもともと商社マンだったわけですが、現在は運送会社に勤め、長距離トラックの仕事をしてたくさん稼いでいます。