素敵な乗り心地
タクシーは電車、バスに比べて割高で、やはり庶民にはハードルが高い気がします。
ですが、たまに乗るとイイんですよね。実用面でも、電車やバスは「行きたいところの極力近い駅、またはバス停」までしか乗って行くことができませんが、タクシーは行きたいところまで運んでくれます。断然、タクシーのほうが良いです。
それに、お客さんが多いと電車やバスは立っていなきゃなりませんが、タクシーは確実に座って乗っていられます。楽です。
乗り心地もタクシーはとてもイイです。シートは硬すぎず、柔らか過ぎず、つまりちょうど良く、疲れません。ブレーキ、加速、ハンドル操作もおだやかなので、精神的な負荷もありません。車内は清潔で、運転手さんの口調もていねいです。まさに王様気分。安ければ毎日でも通勤に使いたいくらいです。
消えゆくタクシー
そんなタクシー利用のハードルを高くしているのは、やはり乗車賃です。燃料費も上がっているでしょうし、何よりも人件費も安くはないので、これは仕方ないことかもしれません。
しかも、タクシー運転手は減少傾向にあるようです。つまり、タクシー運転手のなり手が減ってきているわけです。こんなとき、人手を増やすために最も簡単な方法は、給料を上げることです。タクシー運転手の給料が高くなれば、多くの人がタクシー運転手になろうとするでしょう。
ただ、タクシー運転手の給与は歩合制になっていることが多く、そのタクシー運転手の給与を上げるということは、タクシーの乗車賃を上げるということになります。人手不足がますます深刻になり、世の中からタクシーが消えてしまうと悲しいですが、かといってこれ以上、乗車賃が上がり、タクシー利用のハードルが高くなるのも考えもの。
こういうのを痛しかゆしというのですね。