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トラックドライバー 体験談

シンプルな楽しさ

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自慢しない

僕はトラックドライバーとして働いている。
聞けばトラックドライバーという職業は、特に若い人のなり手が少なく、人手不足が続いているという。
人が職業に求めるものは人それぞれなので、トラックドライバーのなり手が少ないというのは「もったいないなあ」と、残念に思いつつ、やはり人それぞれだから仕方ないとも思う。
少なくとも僕にとっては天職とも呼べる、他にはないくらい充実した仕事だけど、だからと言ってそれを他人に強制したりはしない。また、トラックドライバーであることを「どうだ、いいだろ」と自慢したりもしない。

自慢したい

とは言うものの、自慢したくなるときもある。
だってトラックドライバーなりゃこそ、大きなトラックを運転することができ、しかもそのトラックの運転で生活できるなんて、こんなに楽しいことはない。
そう、まず、トラックの運転が楽しいのだ。
トラックは車体が大きいので「大きな機械を操れる」爽快感があり、運転席が高いので見晴らしが良くて開放感があり、車には違いないので心地良いスピード感もあり、それに最近のトラックは乗り心地も良いのでぜいたく感もある。
そりゃ仕事なので大変なことや苦労もあるけど、それでもそれだけいろいろな楽しさがあるので大変なことや苦労もチャラになる。

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