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トラック運転手の将来性

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世界中で不足

トラック運転手の仕事は荷を運ぶことで人々の生活、引いては経済までも支え、まさに現代社会に無くてはならない重要なものですが、その一方で、世界各国で運転手不足の問題が起こっています。
世界的に少子高齢化が進んでいるので、ある意味、仕方のないことです。
この問題に総力を挙げて対処するため、自動車の自動運転システムの開発、隊列走行システムの開発、さらに外国人雇用の検討などが進められています。
運転手が足りないなら、運転手がいなくてもどうにかできるやり方を考えようというわけです。
自動運転システム。要するに、トラックをAIが運転するというシステムです。恐らく、最初は歩行者や自転車などがいない高速道路で実用化が始まるのではないでしょうか。その後、未来では一般道でも使えるようになるかもしれません。
隊列走行も自動運転システムの応用で、トラックが何台も連なるものの、運転手が運転するのは1台目のトラックのみで、後ろのトラックはその後ろを無人で付いていくというもの。これもまずは高速道路で試され、進化すれば一般道を走るようになり、さらに完全無人が実現するかもしれません。

ほとんど失業

外国人雇用はすでに「外国人技能実習生」「特定技能」という在留資格によって、いろいろな業界で進められています。これに職業ドライバーも加えようということです。
こうした取り組みで、将来はトラック運転手が失業するのでは、なんて声もあります。
外国人雇用は、そもそも日本人がトラック運転手にならないから始めようということなので、日本人から仕事を奪うわけではありません。外国人を雇用したくないのなら、日本人がどんどんトラック運転手になればいいだけの話です。
自動運転システムはどうでしょう。自動運転と言っても、安全面の問題から完全無人化はまだ先のことです。それまではやはりトラック運転手は必要な存在です。とは言え、走行時間の大部分をAIが運転するので、トラック運転手の作業はとても楽になるでしょう。
ただ、いずれ完全無人化が実現すれば、さすがにトラック運転手も失業するかもしれません。もっとも、それだけAIが進化すれば、トラック運転手以外のほとんどの職業がAIに取って替わられることになるはずです。
トラック運転手に限らず、ほとんどの人間が失業するかもしれません。

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